何気ない毎日が好き

朝の道を歩く時間

朝の道を歩く時間が、わりと好きだ。特別な景色があるわけでもなく、毎日通るような道なのに、朝だけは少し違って見える。まだ完全に目が覚めていないまま、体だけが先に動いている時間。考えごとが始まる前の、静かな状態。夜の道が一日の終わりを受け止める...
何気ない毎日が好き

朝にコーヒーを飲みたくなる理由

朝になると、コーヒーを飲みたくなる。目を覚ますため、というほど単純な理由ではない。眠気が完全に取れていなくても、急いでいる日でも、気づけばコーヒーのことを考えている。飲まないと始まらない、というほど強い決まりはないはずなのに、その存在は、朝...
何気ない毎日が好き

ビールを飲まない夜のこと

ビールを飲まない夜も、もちろんある。飲めないわけでも、嫌いになったわけでもない。ただ、その日はなぜか、ビールを選ばなかった。それだけのことなのに、その夜は少しだけ、いつもと違う輪郭を持つ。飲まないと決めた、というより、飲む気にならなかった。...
何気ない毎日が好き

外で飲むビールは、少しだけ違う

外で飲むビールは、家で飲むそれとは少し違う。味が変わるわけでも、特別なものになるわけでもない。ただ、グラスを口に運ぶまでの時間や、その場の空気が、いつもとは別のものになる。家で飲むビールが「1日の終わり」だとしたら、外で飲むビールは、もう少...
何気ない毎日が好き

1日の終わりに、ビールを飲みたくなる

私にとって、1日の終わりは、いつもビールを飲みたくなる時間だ。仕事が終わったからとか、頑張ったからという理由だけではない。何かを祝っているわけでも、特別な気分というわけでもない。ただ、気づくとその時間帯に、ビールのことを考えている。炭酸の強...
味の記憶

夜に選んでしまう、少し苦いもの

夜になると、なぜか選んでしまうものがある。甘いものでもなく、分かりやすく元気が出るものでもない。むしろ、最初は「おいしい」と思えなかった、少し苦いものだ。昼間なら選ばないのに、夜になると自然に手が伸びる。理由を考えようとすると、うまく言葉に...
何気ない毎日が好き

理由はないけど、好き

理由はないけど、好きなものがある。説明しようとすると、少し違ってしまう気がして、いつも言葉を探すのをやめてしまう。味だったり、飲み物だったり、場所だったり。特別な出来事があったわけでもなく、誰かに勧められたわけでもない。ただ、気づくと手に取...