mamitan

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一本だけのお花見

あの桜が、満開になっていた。三月のはじめに、まだ寒い朝に一人で咲いていたあの木。気づけば四月に入り、今度は本番の春の中に立っている。季節が、ようやく追いついてきた。近所の公園で、一人のお花見毎年、同じことをする。近所の小さな公園に、一人で出...
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まだ寒いのに、咲いている桜

三月だというのに、まだ朝は冷たい。コートの前を閉じたまま、通勤の道を歩く。空気は冬の名残を引きずっていて、手袋を外すには少し早い。そんな朝に、一本だけ、桜が満開になっている。毎日通る道の、変わらない景色通勤途中にあるその桜の木は、特別な場所...
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三月も、まだ静かなままで

三月になった。カレンダーの数字だけが変わって、空気はまだ冷たい。春という言葉が近づいているのに、朝の空は静かなままだ。動き出す気配の中で三月は、どこか落ち着かない月だと思っている。年度の終わり、新しい始まり、移動や変化。周囲が少しずつ動き出...
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冬の終わりの光の中で

二月の終わりは、少しだけ光が変わる。まだ寒さは残っているのに、朝の明るさがどこかやわらかい。冬の硬さが、ほんの少しだけ緩んでいるのが分かる。長いようで、短い二月二月は、あっという間に過ぎていく。何かを大きく始めたわけでもなく、どこかへ遠くに...
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今年、まだ始めていないこと

今年が始まって、しばらく経った。でも、まだ始めていないことが、いくつもある。何かを意識的に先延ばしにしているわけではない。ただ、始める気配がないまま、日々が過ぎている。始めなくても、日は進む新しいことを始めていなくても、朝は来る。目が覚めて...
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今年も江の島で日の出を待った

新年が始まると、江の島へ行く。ここ5〜6年、1月2日に初日の出を見に行くのが、私の中で静かな習慣になっている。誰かと約束しているわけでもなく、特別な行事にしているわけでもない。ただ、一人で出かける。続いていることに、理由はいらないなぜ1月2...
何気ない毎日が好き

いつもと同じ朝で、今年が終わる

今年最後の朝も、いつもと同じように始まる。特別なことはしない。早起きをするわけでも、何かを考え込むわけでもない。ただ、いつもの時間に家を出る。いつもと同じ動作玄関を出て、鍵を閉める。何度も繰り返してきた動作だ。意識しなくても、体が覚えている...
何気ない毎日が好き

外に出て、最初に目に入るもの

鍵を閉めて、外に出る。一歩踏み出した瞬間、視界に入ってくるものがある。毎朝同じはずなのに、その日の最初に目に入る景色は、なぜか少しずつ違う。意識して選んでいるわけじゃない最初に何を見るかを、決めているわけではない。空かもしれないし、道かもし...
何気ない毎日が好き

鍵を閉めた、その音で

鍵を閉めたときの音で、切り替わる。玄関の前で、いつものように鍵を回す。「かちゃ」。その小さな音を聞いた瞬間、体の中のどこかが、すっと前を向く。さあ、行くぞ。声に出さなくても、そう思っている。朝の玄関は、まだ静かだ家を出る直前の玄関は、朝の中...
何気ない毎日が好き

翌朝、まだ少し残っている感覚

翌朝、目が覚めたとき、少しだけ違う空気を感じる。はっきりとした変化ではない。いつもと同じ朝で、同じ部屋で、同じように一日が始まろうとしている。それでも、何かが静かに残っている。完全には切り替わっていない朝昨日のことを、すぐには思い出さない。...